庭と暮らし

木々に包まれたウッドデッキで時を過ごす。

我が家には、リビングからつながるウッドデッキがあります。

ウッドデッキには、軽く腰かけるのに丁度いい高さの柵があり、マグカップ片手にそこへ座って、「ただ時を過ごす」ということをよくしています。

「今日は外で食べよう」というと子供たちが喜びます。
七輪を出して炭火焼を楽しんだり、アウトドアテーブルを出して鍋を囲んだり、ただただいつもの食事を「外で食べる」ということを、割とよくしています。

「外で食べる」というだけで、なんだかいつもより美味しくて、特別な時間になるから不思議です。

私たちはキャンプが好きです。タープを張り、テーブルと椅子を出して簡単な食事を楽しむために、どの季節にも山や海へ出掛けます。子供が生まれる前は、読書や考えごとなど、ゆっくり時を過ごすための連泊キャンプをよくしていました。子供が生まれてからはデイキャンプや川遊びのできる場所でのキャンプなど、過ごし方は変わりましたが、「外で過ごす時間」は今も変わらず私たちにとって大切な時間です。

そんな外時間好きな私たちですが、外へ出掛けるには、まとまった時間が必要なんですよね。
家事の合間や休日に気分を変えたいときなど、ウッドデッキがあると、気軽に外時間を楽しめます。コーヒーを持ち出して、その一杯を飲む時間を外で過ごすだけでも、良い気分転換になります。

屋外でリラックスして心地よく過ごすためには、「外からの視線が気にならない」という環境が大事だと思います。我が家では、道路とウッドデッキの間に倉庫や木塀を設置し、各所に樹木を植えることで、視線が気にならない設計にしています。

視線を遮るための方法として高い壁やフェンスを想像される方もいるかもしれませんが、圧迫感が出てしまったり、光や風も取り込めなくなってしまう場合がありますので、樹木や自然素材のものでやわらかく、さりげなく視線を遮ることをおすすめしたいです。

夏には小さなプールを出して。大人はアウトドアチェアに座って、足を水につけて。

山用の小さなテントを設置したら、子供の秘密基地のようになっていました。

庭と暮らしの「時」