庭と暮らし

ブルーベリーを毎朝見に行く子供たち。

庭でブルーベリーを育てています。ブルーベリーを育てる一番の楽しみは、やっぱり実の収穫です。かわいらしい小さな白い花が終わると、いつの間にか丸い実をつけています。実を見つけると、早く大きくならないかな、青くならないかなと通り過ぎるたびに気になる存在になっています。深い藍色になるまでは少し我慢。待ちきれずに食べてみても「全く」おいしくないんですよね…。私も、子供たちも、そのことを体感してからは、待つことを覚えました。

ブルーベリーは背が高くならないので、小さなお子さんでも収穫しやすいです。我が家の子供たちは、実のなる時期には朝一番で外へ出て、食べ頃の実を探しにいきます。「自分で採って食べる」という行為がとても楽しいようです。

ブルーベリーは、この木自身では受粉が難しいものが多く、同時期に花が咲く同じ系統(大きくハイブッシュ系とラビットアイ系があります)から2品種の苗木を植えると、実つきが良くなります。どちらも、虫が花粉を運んでくれることで受粉して、実をつけます。花の咲く頃、虫たちを応援しながら観察するのも面白いかもしれません。

ブルーベリーの葉は紅葉します。秋の終わりになると、葉が真っ赤に変わり、落葉の庭の彩りになります。艶のある真っ赤な葉は、秋冬の庭の中で、主役のような存在感です。

庭と暮らしの「時」