お知らせ

心ゆたかな「時」をつくる庭

2021/12/20

えん造園舎「雑木と自然素材をいかした庭づくり」事業を立ち上げました。

「雑木の杜庭」は、「雑木林」をヒントに、里山のような自然の風景を感じられる庭です。
移り変わる季節を感じながら、暮らし手が少しずつ関わり合いながら「時」を過ごすことのできる、どこか懐かしくて、心がひらかれるような、そんな場をつくりたいと思っています。

心地よい外空間が生まれると、さまざまなアクティビティが生まれます。
季節の実を食べたり、庭の花や枝をリビングに飾ったり、ウッドデッキで食事をしたり。
心の向くままに、心地よい外時間を、五感で味わって、楽しんでもらいたいと思っています。

庭づくりは、その土地に、小さな自然をつくること。
例えば、お隣さんの庭に植えてあるモミジ、散歩道の途中で見かけるビワや金柑や椿の木。
ただ通り過ぎるだけでも、そこから季節を感じたり、子供との会話にあがったりと、私たちは少しずつ関わり合っています。
庭は、「我が家の庭」でありながら、地域の景観の一部でもあるのです。

私たちは、できる限り人工の材料を使わず、自然に還る庭づくりを目指しています。
雑木、野草、木や石などの自然素材を使った庭、そこで「時」を過ごすこと。
日々の暮らしの中で「小さな自然」と関わり生きることで、私たちの意識は、森へ、山へ、地球へとつながっていきます。

えん造園舎の願いは、ご縁があり、出会って、ご依頼いただいたご家族に、自然を感じながら、心ゆたかに、幸せに暮らしてほしいということ。地域に「小さな自然」を増やしていきたいということ。
それらはきっと、地域のより良い未来につながっていくと信じています。

これから、がんばっていきます。
よろしくお願いいたします。

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